2004年1月15日
2003年12月24日、米国ワシントン州においてBSEに感染した牛1頭が発見されました。これに対応して日本政府より米国産の牛肉及び牛肉加工品を輸入停止するとの措置が発表されました。
BSE(狂牛病)は伝達性疾患と呼ばれ、媒介する物が体内に入らなければ牛から牛へ、牛から人へ感染を起こさない病気です。
牛からの食品として安全なものは、世界共通の基準として肉(骨抜き)、舌、牛乳等といわれ、今後屠畜場での検査で陽性の牛の頭数が増えてもこれら食品の安全性に何ら変わりないと云われています。
また万一、四つの危険部位(脳、脊髄、回腸末端部、眼)を食品として口から入った場合でも腸管という壁(バリアー)があってこれを通過して病原性プリオンが体内に入るためには約10万倍の感染濃度が必要となると考えられておりBSEにかかる確率は極端に低くなります。このような理由からアメリカでは、牛の全頭検査に難色を示しているものと考えられます。
WHO(世界保健機構)、OIE(国際獣疫事務局)などにより危険とみなされている部位は「脳」「眼」「脊髄」「小腸の一部」であり、牛たんやその他の可食部位は、安全であると国も認めております。
「牛タウン」では今後も安心安全な商品をご提供するため全力で取り組むとともに、その都度正確な情報を皆さまへ発信していくことをお約束いたします。